(1) 大牟田の煙突（その５）

　

＊＊ その他の佳作 ＊＊

　　

＊大牟田市役所・大牟田商工会議所

現在の大牟田市役所と大牟田商工会議所は昭和11年（1936年）に完成しました。

太平洋戦争では焼夷弾攻撃にさらされましたが、これら鉄筋コンクリート造の建物は残りました。

今は使われていませんが、双方ともボイラーの煙突が設けられています。

大牟田市役所の煙突（写真左）は建物の端に独立して建てられていましたが、新館の増築に伴い、屋上から出ている部分を除いて壁に埋められてしまいました。

　

＊銭湯の煙突

銭湯の煙突は全国にあると思いますが、ここでは小生が勝手に選んだ大牟田の代表作を紹介します。

左は鳥塚社宅の坂を西に下りたところにあった中村銭湯の煉瓦煙突です。山型鋼で補強されていますが、いい色に焼けた味のある煙突でした。残念ながら、平成15年（2003年）末に解体されてしまいました。

中央は駛馬天満宮から東に下ったところにある銭湯（屋号不明）の煙突です。閉鎖されてから久しいのですが、建物も古くなり、これまたいい味を出しています。

右は上町通りの森銭湯の煙突です。外筒はモルタル塗りですが、かなり補修されています。しかし、３本の中で唯一の現役選手です。

 

＊新開町の７段煙突

北磯町から西側へ、大牟田川沿いに進んで行くと、左側にこの煙突が見えます。

企業が所有している場合は、普通、近づけませんが、これは近くに行って見ることが出来ます。

煙突の下に何かあるようです。一瞬、臭気抜きかな…と思いましたが、所有者も用途も不明です。

どなたかご存知の方は、ご教示願います。

　

　

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