見聞録

 

#105 FMたんと開局〜長友仍世マシンガントーク

79日午後3時、大牟田、荒尾、みやまをエリアのとするミュニティFM『FMたんと』が開局した。地元FMの開局は、青木小夜子さんのFMバラエティで育った世代にとってはうれしい限りである。79.3MHzは愛用のチャンネルになるだろう。

5月にパーソナリティ募集があっていたので、応募したいと思っていたが、時給800円という給料では厳しい…。宝くじが当たったら考えようと断念した。

その無念を晴らすかの如く、710日、大牟田出身、infixの長友仍世さんのマシンガントークの特番があっていた。1学年下の長友さんとは幼稚園のとき遊んだことがあり、30数年前、シンガーとしての登竜門となったスター誕生で合格されたときもリアルタイムで見ていた。本人曰く『数少ないヒット作と数多い失敗作』…しかし、30年も厳しい世界で続いているというのは大したものである。

特番では、荒尾やみやまに申し訳ないほど「大牟田」を連呼、5時間の特番で何回言ったか数えてみたいと思った。電波はほぼ三市のエリアにしか届いていないので、地元のPRがどのくらいできているのだろうか…と思いがちだが、実はアプリでPC、携帯でどこでも聞ける。地元の人たちが地元の情報を得るための放送というだけでなく、PR次第で全国に情報を発信できる。通常放送で長友さんの番組は火曜21時から放送される。マシンガントークはFMたんとで。

写真をクリックするとFMたんとアプリダウンロードサイトに行けます160710

 

 

 


#104 ゆげ福・完食!

郷土出身の作家、西村健さんの「ゆげ福・博多探偵事件ファイル」シリーズが完結した。

このシリーズは、事件ごとに話がまとめとめられており短編小説のように読みやすく、かつ各話のつながりがあって興味深い長編小説でもあった。

今回は九州各県のラーメンの食べ歩き。大牟田のラーメン店の方も登場する。

西村さんは8年間、この小説に向き合ってきたそうだ。その間、各地のラーメンの味を堪能されたことだろう。3部ともラーメンの味が染み付いている。

「完食!」の感想を語るのは、これから読まれる方のことを考えるとマナー違反だが、ミステリーの根幹にはかかわらないところで少しだけ触れれば・・

「前潟さん」は少々苦しいけど、方言の話は最後も出てくる隠し味だった。「うつけ者が、な」

西村さん、ごちそうさまでした。151018

 

 

 


#103じじき博士

連休初日の429日、草木八幡宮にじじき博士が現れた。事前のPRもなく、突然の登場に草木部落民は驚いた。

八幡宮から「今からじじき博士が草木地区の歴史を話してくれます。」との放送で老若男女が集まった。

じじき博士は滅多に見れるものではない。大牟田の情報を収集している望嶽庵スタッフでさえ1回しかその姿を捉えたことがない。ツチノコ並みの遭遇確率である。

じじき博士の説法は見事だった。草木地区の羽山台遺跡の話を詳しくしてくれた。神社という地でもり、じじき博士には後光が差し、神々しく見えた。民衆は「ありがたや」を連呼、大変有意義な時間を過ごせた。

ところで、54日夜、イコモスより三池炭鉱を含む近代化産業遺産群が世界遺産登録の勧告がなされた。詳報は、最大の功労と衆目が一致する『大牟田の近代化遺産』に委ねるが、希少価値のあるじじき博士の説法も大きな効果があったと確信する。

大牟田の貴重な人材である。150505

 

 

 


#102商店街で絵本

松屋百貨店があった大牟田の銀座通商店街に「ともだちやえほんギャラリー」がオープンした。大牟田生まれの絵本作家内田麟太郎さんの作品をはじめとして、寝そべって絵本が読める座敷もある。

閑散としている商店街に賑わいを創るため、12月までの試行的に開設される。

内田さんの作品は大変奥が深い。芥川作品の「蜘蛛の糸」や「杜子春」のようだ。一見子ども向きのようだが実は社会風刺や人生訓が詰まっている。内田さんの洗練された感覚が読み取れる。内田さんは松屋の別館あたりに実家があったそうで、銀座通は庭みたいなものだとか。内田さん以外の作品もあり、子ども連れでも、大人だけでも楽しめるギャラリーとなっている。

小生の絵本の記憶はそれほどない。しかし、大石まことさんの「もりたろうさんのじどうしゃ」だけは100回以上読んだと思う。子どもには結構読んでやった。

デジタルが隆盛となりペーパーレス化はこれからも進むだろう。しかし、絵本は残るだろうし、残ってほしい。そういうことをぼんやりと考えながらギャラリーを訪ねてみてもいいのでは。

写真をクリックするとえほんギャラリーの様子が見れます141025

 

 

 


#101近代化遺産のランタン

大牟田夏祭りのスタートとして三川地区で港まつりが開催される。

今年も71920日、三池港の東側の工業団地にて港まつりが開催された。

このまつりで、最近、名物となっているのが近代化遺産ランタンである。毎年、新たなランタンが製作され、少しずつ数が増えてきた。

これまでに作られたランタンは、三川電鉄変電所、旧三井港倶楽部、旧長崎税関三池税関支署三井三池炭鉱宮原坑、大牟田市庁舎本館。そして今年は三池鉄道電気機関車ジーメンス。

近代化遺産はどの時代の姿で再現するか難しいところであるが、ランタンはいずれも最近の姿で再現されている。

例えば、宮原坑の巻き上げ室は屋根勾配が緩かったり、税関は復元された最近の姿、ジーメンスもパンタグラフが改良され運転台が拡幅された後期モデルとなっている。「大牟田の近代化遺産(山田HP)」を毎日見ていれば誰もが容易にわかるだろう。

しかし、これだけランタンが揃えば壮観である。

次はJ工場か松屋(本物は残っていないが)か。ランタンにしやすい近代化遺産の建造物はほぼ作られたような気がする。個人的には、ぜひJR銀水駅をランタン化してほしいものである。

写真をクリックすると展示されていたランタンが見れます140824

 

 

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