真弓阪神原巨人

〜 大牟田対決の足跡をたどる 〜

 

1025日夜、大牟田市内の某温泉のサウナでセントラル・リーグのクライマックス・シリーズ、巨人対中日のテレビ中継を見ていた。同点で迎えた8回裏、ラミレスが高橋のストレートをスタンドに叩き込み、巨人の日本シリーズを決定付けた。ホームランの瞬間、サウナの中にいた人たちから「やったー」「よっしゃ」などという言葉が出ていた。大牟田にはまだまだ巨人ファンが多いようだ。同じ日、原貢さんが三池工業高校100周年の記念講演を同校で行った。72歳となられた今でもまだまだお元気で、常総学院の木内監督のように、監督への復帰を期待する声もあるそうだ。しかし、ノックが様にならない監督ではしょうがないと固辞されているとのこと。かつての闘将は名門球団、そしてWBC日本代表を指揮するであろう息子にご自分の監督姿を見られているのかもしれない。


原貢さんの三池工業100周年記念講演(平成201026日付朝日新聞筑後版)

小生は真弓阪神に注目をしている。初めての監督、神戸真弓会をはじめとする強烈な応援を受けながらも、お家騒動の起こりやすい阪神でどのような采配を振るうか。背番号は現役時代を思い出させる72番。真弓氏には矢野、下柳、金本などのベテラン勢の次を考えたチームづくり、選手の育成も目指していただきたい。一般的に監督の評価はその年の成績で決まるが、真弓氏の真の評価は来シーズンではなく5年後、10年後となると思う。常勝阪神の礎が築かれることに期待する。


20数年前、スタンドで阪神を応援したときの初期型メガホン。7は真弓氏の背番号だった。

真弓氏、原氏ともに大牟田で暮らしていた。真弓氏は小学校6年生のとき、原氏は小学校1年生のときに三池工業の優勝を見ている。東洋高圧の木造の社宅、共同風呂の生活も経験している。今となっては、大牟田の人が思うほどに、ご両人とも大牟田を意識していないかもしれないが、郷土が排出した卓越した野球人が伝統ある球団を指揮し、その戦いを見れることは幸せである。大牟田市民が誇れる阪神巨人戦となることを望む。(2008.10.27

 

 

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