2.懸賞の数的推計

応募する前に、勝手な推測をしてみた。

まず、この賞品の原価であるが、景品表示法による一般懸賞の上限額は取引額(商品代)の20倍となっている。歌ジャケ応募はまず最初にシール5枚、はずれたらその後は1回の応募につき3枚が必要。取引額を3缶か5缶のいずれかで設定しなければならないが、3缶とした場合、賞品は120×3×207,200円以内、5缶とした場合は12,000円以内となる。実際に見た感じは78千円というところではないだろうか。

また、商品総額は売上の2%以内ということになるので、1本当たり最高2.4円を懸賞代金に繰り入れていることになる。つまり、これからすると、当たるまでには平均すれば50本以上の購入(応募シール)が必要となる。(ところがこれは最低限の話であり、例えば、商品総額を売り上げの0.5%とした場合は、缶コーヒー200本(シール)が必要となる。数字の設定により、確率は大きく変わるが、今回のチャレンジにあたり、1回の当たりを出すのに1,000枚のシールが必要と仮定した。

さて、インターネットの応募でどの程度の確率で当たるかを考えてみる。

3万着用意したが1千着はハガキ応募用に確保しているということなので、2万9千着がインターネット応募用となる。

用意されているのは4色4サイズ。日本人のサイズの偏差をどう考えるかという問題はあるが、SとMは主に女性、LとLLは主に男性とすると、計算上は同じ数量として取り扱う(実際にはMとLを中心とする正規分布ではないだろうか)

応募期間は101日から1130日までの61日で、平均すれば1日の当たりの数は475本。これを≒480本として計算すると、1時間で出る当たりの数は20本ということになる。ところが、4色4サイズを抽選の前に選ばせることになるので、欲しい色、欲しいサイズは1時間で1.25本というかなり厳しい当選確率となる。

当たりの確率設定をどうしているかは不明であるが(時間による偏差や曜日、日付による偏差を考慮しているか?)このような厳しい数字を頭に入れて兆戦しなければ、財産を食いつぶして後悔することになる。

 

3.シールを集める

確率での勝負となると、数の勝負である。このシールが付いたジョージアは、KUMAと重複する8月から出ていた。HPの予告では101日から応募を受け付けることが予告されていた。あらゆる友人、知人に声をかけてシールを小生にくれるよう営業をかけた。まともに自分で飲んで集めるとなれば、いつか病気するのではないかと思う。勿論、子どもたちにもシールがあればもらってくるように話をし、一族郎党総動員体制で今回の研究を実施することとした。

おかげで、101日の応募開始時点で400枚を超えるシールが集まっていた。これをネタに応募を開始したが、秋以降、コーヒーを飲む人も次第に増えることから、それ以降もシールを集め続けた。

 

 

 

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