島原航路のこと

E 島原航路に敬意

 

201423日、島原鉄道鰍謔閨A高速船の存続についての公式見解が発表された。

運賃の値上げと便数減で運行するとのこと。ただし、「事業存続の道を探る」とされており、先々の廃止が回避できたわけではない。

それでも、今回の廃止を決定しなかったのは、島鉄の公共交通事業者としての社会性が熟慮されてのことだろう。

島原航路が無くなると寂しい。しかし、そうは言っても頻繁に乗る、用が無くても乗るということはない。

百貨店が無くなるときもそうであった。寂しいけれど実際の消費行動は異なる。

慣れ親しんだものが無くなるというのは、庶民の暮らしが豊かになり、さらにより快適な暮らしを実現させるためのプロセスなのかもしれない。

島原航路に敬意を表しつつ、有明海東岸のまちから今後を見守っていきたい。

 


平成263月までの往復切符。往復の場合、復路に対して割引が行われている。


三池港で最終の出航を待つ島鉄1号。平成264月以降は最終便の出航時刻が早まる。

 

 

【特別付録】島鉄1号の運航 三池港 島原港

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島原鉄道ホームページより転載

島原〜大牟田航路「島鉄高速船」の運賃改定および減便について

最終更新日[201423日]

平素より、弊社高速船をご利用いただきまして誠に有難うございます。

 弊社高速船事業の存続につきましては、先般から報道等でも取り上げられ、ご利用される皆様に大変ご心配をおかけいたしました。

 

 ご承知のとおり、弊社高速船事業は燃料費の高騰や交通手段の多様化に伴う利用者の減少により収益の悪化が続いています。これまでも利用促進や費用削減による収益改善に努めてまいりましたが、利用者の減少に歯止めがかからず、現状のままでは運航継続が極めて困難な状況となっております。

 よって今回、運賃値上げによる増収および減便によるコスト削減の収益改善により事業継続の道を探ることといたしました。

 つきましては、平成2641日より高速船(島原港〜三池港)の運賃を改定するとともに、これまでの5便運航(往復)を4便運航(往復)に減便いたします。

 

 日頃より高速船をご利用いただいておりますお客様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、この度の運賃改定および減便にご理解いただきますとともに、今後ともご愛顧賜りますよう何卒宜しくお願い申し上げます。

 

 

1.改定後の運賃および時刻   下記のとおり

 

2.改定日           平成2641

 

【改定後の運賃および時刻】

 

 高速船運賃

高速船時刻

 

 

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