松屋の24,362日
松屋は戦前より大牟田のシンボルとして南筑後、熊本北部の人々に愛されてきた百貨店でした。その松屋は2004年7月2日をもって閉店しました。
三池炭鉱の閉山から7年、またひとつ大牟田の老舗が消えていきました。
筆者は子どもの頃、松屋は日本中の人が知っている百貨店と思っていました。
築町のバス停で降りて銀座通りを歩いて松屋に行く、あるいは、西鉄
アーケード、大牟田川のヘドロの異臭とともに松屋を五感で覚えている人も多いと思います。
筆者は大学時代、夏休みの帰省時に中元のアルバイトで松屋に世話になったことがあります。
商品運搬用のアコーディオンドアで開閉するアンティークなエレベーターには感動しましたし、改装されていない裏方(従業員用の昇降階段や地下)には歴史を感じました。
2002年1月の民事再生の手続開始以来、松屋を知る人は二度とシャッターが開かなくなる日が来ることを感じ取っていたことでしょう。
松屋の閉店にあたり、大牟田で松屋を見てきたファンの一人としてその歴史をここで紹介し、レクイエムを捧げたいと思います。
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