一級建築施工管理技術検定体験記

一級施工管理技士は施工専門の技術者にとってはお得な資格である。一級建築士と同様、超高層ビルの現場代理人にもなれる。建設業法の専任技術者の業種は一級建築士より多く、施工業では一級建築士と同等以上ということになる。(一級建築士を先に取得しておくと学科免除。一級建築士の方でも施工管理技士を取得しておいてもいいと思う。)

計画や力学、ヘビーな製図という試験内容の一級建築士と比べ、施工に絞った試験は施工管理を業務としている人にとっては取りかかりやすい検定である。

 

もともと小生は、建築実務は施工管理から入っているので、この検定が最も得意な分野であった。

土木と同様に、学科試験は夏に行われ、それをパスした人を対象に実地試験が秋に行われる。1回の学科試験の合格で、次年度までの実地試験が受験できるが、小生もその一人だった。学科に合格しながらも、友人の結婚式が実地試験と重なり、友人の生涯で一回と思われる結婚式のほうを優先させた。(現在のところ2回目は予定にないようなので、そうしてよかったと思っている)

 

さて、学科試験は択一問題で、一級建築士より一つ少ない『四択』である。正答率が上がるかと思われるだろうが、設問の難易度はかなり高い。

少なくとも一級建築の学科W(施工)より深い内容となっている。『(間違っているものはどれか)1.軽量鉄骨壁下地でスタッドは上下のランナーに差し込み半回転させて取り付ける。 2.…』など、専門性の高さには正直言って驚く。普通で考えれば現場を知らない人には無理である。

だから、一級建築士の学科W対策で一級施工管理技術検定の問題集を使うということに関しては、必要以上の難易度であり、適当でないと思う。

 

学科試験の内容は、午前『15問中12問選択、5問全て解答、13問中5問選択、12問中5問選択、計27問の解答』、午後『25問全て解答、12問中8問選択、計33問解答』であるが、時間には余裕がある。

一応、全部の問題を解いてみて、自信のある解答について『選択』とする。60%以上の正解で合格と言われている。

 

実地試験は、経験記述の1問を含め6問が出題される。

経験記述については、あらかじめ解答を用意できるので上司や先輩に添削してもらい万全を期すこと。この設問の配点が大きいと先輩に聞いたことがある。

工程管理ではネットワーク工程表などの設問が出題されているが、近年は建設リサイクル法など社会問題となっている設問が出題される傾向がある。

小生は建築のほうが専門で精通していなければおかしいのだが、一級施工管理技士については土木より建築の方が難しく感じた。

 

【ポイント】

1.現場を知らない人には難しい試験である。やはり仕事を真面目にやっておくことが一番の対策である。特に法律や労安基準、仕様書等に則った仕事をする癖を身に付けている人が強い。

2.勉強するときは、現場を思い浮かべて設問を考えること。映像として記憶が残るため、解いた問題をなかなか忘れない。(右脳の記憶となる)

3.施工管理を仕事とする人の中には構造力学が難しいと感じる傾向がある。しかし、これについてはひたすら辛抱して勉強に励むこと。

4.学科試験については、最後はやはり数をこなすことが有効である。5ヵ年分を掲載した問題集を1冊でいいから4、5回どおり解けば合格が見えてくるのではないか。

5.実地試験の経験記述はあらかじめ用意する。他の設問も基本は施工管理に関する学科試験と同じ。択一でない分だけキツイが、学科試験の勉強をする時は、実地のことも考えて選択肢を熟読するよう努める。

 

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