見聞録

 

111 不死鳥

テキスト, 手紙

自動的に生成された説明大牟田出身、西村健氏の待望の新作「不死鳥」が発売された。

2年前に脱稿したという話を聞いていたので、発売を心待ちにしていたが、書き直し、書き直しで発売日が延びていたそうだ。

デビュー作以来のハードボイルド、オダケンシリーズと博多探偵ゆげ福シリーズのコラボ作品。双方の登場人物がそれぞれの依頼を進めていくなで、やがて一本につながるという西村氏お得意の多次元ミステリー。

自信作というご本人の弁であったが…果たして、楽しかった。久々の西村ワールドなのでゆっくり読んで長い時間楽しもうと思っていたが、読み始めるといつものとおり一気に読んでしまった。

オダケンは登場から間もなく30年、ゆげ福は15年が経過し、

でも年齢を重ねており、屈強なオダケンが息切れするというリアルな描写もある。こうなってくると、ミステリーの楽しみだけでなく、この登場人物たちの生き様を見届けたいという気になり、さらに続編が読みたくなる。そこに西村氏の仕掛けがあるのではなかろうか。

次回作も楽しみだ。【240202

 

 

 

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