見聞録

 

#080 復興に向けて

今年のプロ野球交流戦はホークスが圧倒的な強さを見せた。勝率が8割を超えたのは、なんと言ってもパ・リーグのチームと当たらなかったことが最大の要因であったと思う。それほどセ・リーグとの実力差があるということだろう。

ヤフードームでのベイスターズ戦を見に行った。リードされて迎えた終盤、7回、8回で追いつき、ひっくり返し、9回を馬原で逃げ切るというファンが狂喜乱舞するようなゲームだった。

何よりも、3万人を超えるお客さんが集まっていたのがうれしかった。東日本大震災で自粛ムードが広がり、他人の不幸を目の当たりにして露骨に自己の幸福を追求しないというところは日本人の美徳である。しかし、現在のグローバル化した経済社会の広がりの中では、それがかえってマイナスとなる場合もある。アメリカ政府は9.11の2日後に「過度な自粛はいけない。やれることをやろう。」と経済活動を奨励した。今、わが国は国難から脱却することが最大のテーマである。プロ野球もその一翼を担うことを期待するとともに、被災地の一日も早い復興を祈る。【110630

 

 

 


#079 2011ゴールデンウイークのイベント

震災後のゴールデンウイークで、移動が自粛されているかと思いきや、南関インター、菊水インターからグリーンランド方面は結構な混雑だった。大牟田駅−グリーンランド間のバスも乗車率が高く、最近の大牟田では珍しい、お客さんでびっしり詰まったバスも走っていた。夜には花火が上がっていた。大牟田・荒尾地区最大の集客施設はさぞかしにぎわっていたことだろう。

小生は、連休中、飛び飛びで雑用が入っていたので、遠出をすることができなかった。そこで、オートバイに跨り、大牟田近辺で開催されているイベントめぐりをやってみた。これが結構面白かった。

今年で3回目のもんどフェスタは、新栄町のサンパレス跡地の会場が若い人たちでにぎわっていた。夜の飲食店がお日様の下、カクテル、焼酎、各地の銘酒を並べ、自慢の料理をその場で作っている。地元ではすっかり名物となったありあけ新世高校の鉄板部のお好み焼きには長蛇の列が出来ていた。石炭産業科学館では、三池港ワンデイフェスタ、道の駅おおむたでも露店が並び盛況だった。延命動物園も家族連れでにぎわっていたそうだ。

遠いところまで行けないにしても、家に閉じこもっているより、まちに出たほうが楽しい。消費も促進される。特に行くところもない方にはお勧めの連休の過ごし方ではないかと思う。来年以降の参考にしていただきたい。

写真をクリックすると、小生が見てきた連休中のイベントが見れます110508

 

 

 


#078 四山社宅跡地、再始動

四山社宅は大正期、四山坑とともに、県境が走る四山・大島地区に建設された。当時、2階建ての社宅は近代的と言われ、良民坑夫(囚人や放免された坑夫に対して「良民」と呼ばれる)の中でも優秀な坑夫用とされた。大牟田側には三里小の分校、荒尾側には鉱山学校が設置され、四山社宅は活況を呈した。しかし、炭鉱が縮小してからの社宅の荒廃は凄まじく、最期は惨めなものだった。四山社宅は漸次解体が進められ、平成になる頃には、全てが除却された。

その四山社宅の跡地が注目されている。大牟田側の海沿いの2戸並びの社宅があった場所(解かれた後は企業の研修施設が整備されていた)は大牟田市により工業団地が整備されている。二頭山側には柳川の松本木材の大牟田工場が整備された。これらは、三池港の海運や平成23年度末に有明海沿岸道路が三池港までつながる陸運をにらんでの整備である。

四山地区は社宅時代、大牟田・荒尾が一体となった場所であった。これから、この地区を活用していくにあたってもそうであるべきだろう。特に荒尾側は、有明海沿岸道路を円滑に活用するためには、三池港方面に通じる道路が何としても必要であり、現在、その整備が進められているようだ。かつて、この地区では課税をめぐり、両市の間で境界紛争が起こっている。異なる自治体である以上、お互いがお互いの利益を追求することは当然である。おそらく、両市が合併でもしない限り、競合を克服することはできないのかもしれない。しかし、協力すべきところは協力しながら、発展的な競い合いにより、県境地区の産業の核を形成して欲しい。

写真をクリックすると、四山社宅地区の今昔が見れます110418

 

 

 


#077 大地震と九州新幹線開通

311日、東北地方から関東地方にかけて、マグニチュード8.8という大地震が襲った。死者・行方不明者は4桁になっている。大津波はまちを飲み込み、船、円筒タンク、家屋、自動車が発泡スチロールのごみみたいに流されていた。まさしく大惨事である。一刻も早い生存者の救出を願うばかりである。親族が仙台市に住んでいるが、地震発生から2時間もたたないうちに連絡が取れた。メールによる連絡だった。「家の中はめちゃくちゃですが、なんとか命は取り留めております。」災害時の連絡手段として携帯電話のメールは優れているという話は本当である。福岡西方沖地震のときも、メールで親族の安否を確認した。多くの人の不幸の中、今回もメールの強さが立証された。

さて、翌12日は、九州新幹線鹿児島ルートの全線開通。沿線のまちでは、記念式典やイベントが企画されていた。しかし、日本が混乱する中、そのほとんどが中止となった。被害のなかった九州では、やろうと思えばできたのだろうが、そこは日本人の良いところ。こちらだけ「万歳」とはしなかった。九州新幹線は静かに運行を開始した。

…地震の被害のあった地域は、生存者の救出や消火活動などの緊急対策から、とりあえずの住宅の確保などの応急対策、そして、復興のための恒久対策へと進むだろう。日本国民が一丸となればこの難局を克服できると信じている。

写真をクリックすると、記念イベントの代わりにはなりませんが、九州新幹線の紹介が見れます110312

 

 

 


#076 残火

西村健さんの新作「残火」をようやく入手することができた。9月の下旬、発刊のニュースを聞き大牟田市内の書店(S館、K書店、M堂)に在庫を尋ねたところ、いずれも「ただ今、在庫を切らしております。お取り寄せになります。」という返事。当面、福岡市内や熊本市内の大きな書店に行く予定がなかったので、「お取り寄せ」と同時に「平積みで大量に置いて下さい。」とお願いしておいた。内容は本格的な任侠モノ、読んでのお楽しみではあるが、たすきの文章のみ紹介する。

『建設会館から、建設族ドンの裏金一億円を強奪した"伝説の極道"は、なぜ北を目指すのか。その終着駅に何があるのか。不器用な男が刻む、日本人の忘れ物。よぅ見とけ、これがあいつの遺言じゃ。

若手衛視・富士見は、その男の鋭いさっきに度肝を抜かれる。元マル暴のベテラン・久能は、監視カメラに映った男に驚愕する。現役ヤクザ・矢村は、かつての兄貴分を迫撃する指示を飛ばす。最期のケジメ、きっちりつけさせてもらいます。』

ベストセラーとなることを心より祈っている。【101018

 

 

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