見聞録

 

#035 民事訴訟通達管理課

親父から『振り込め詐欺と思しき葉書が着いた』と電話があった。全く身に覚えのない話が書かれているとのこと。心配した親父は市役所の生活相談の係に電話したが、既に多くの相談が寄せられていた。相談係の方は『公共機関がそんな内容の手紙を普通の葉書で送ることは絶対にない。納税関係の通知も剥がして開くタイプの葉書を使っている。相手にする必要なし。絶対に電話してはいけない』と教えてくれたそうだ。

『民事訴訟通達管理課』から送られてきた葉書の内容をインターネットで検索すると複数の同じ内容の葉書の情報が出てきた。しかも他の人に送られた葉書の『訴訟番号』も全て同じ。芸のなさには呆れてしまう。

デタラメの通達とは言え、名前、住所などの個人情報が知られていることについては、親父も気味悪がっていた。おそらく卒業名簿からと思われるが、卒業年がわかれば、ほとんどの場合、当人の年齢もわかる。本当に迷惑な話である。

注意を喚起するために前文を掲載する。

写真をクリックすると怪文書の全文が見れます060131

 

 

 


#034 荒尾高校ラグビー部

荒尾高校ラグビー部が2度目となる花園出場を果たした。1回戦は花園11回目の出場となる国学院栃木を10-9の僅差で下し、2回戦へと駒を進めた。この勝利だけでも驚きだったが、2回戦で花園5連覇を狙う啓光学園に3-15で惜敗した。後半3-5となったときは、もしかして・・・と思った人も多かっただろう。

荒尾高校は1994年に体育コースが設置され、スポーツで好成績を上げるようになった。ラグビーの花園は野球で言えば甲子園であるから、出場するだけでも素晴らしい活躍と言えるだろう。メンバーの出身地は荒尾・玉名地区で、大牟田も1人いた。荒尾地区でラグビー部のある中学はなく、ほとんどが高校から始めているそうだ。誠にあっぱれなり。

荒尾高校のOBの方はラーメンの物販などをされてカンパ活動をされていて、小生も1箱3食を購入させていただいた。これほど頑張るのであれば、次回は替え玉分まで購入しようと思う。

再び黄色のジャージを花園で見たい。捲土重来を期す。【060108

 

 

 


#033 マスターズリーグ2005

ヤフードームで開催されたマスターズリーグの試合を長男と見に行った。試合の前に福岡ドンタクズの選手による少年野球教室が行われ、野球少年の仲間入りした長男も参加した。短時間の野球教室で、内容は本当に基本的なことしかなかったが、ヤフードームの人工芝のグラウンドに立てたことを喜んでいた。長男はドンタクズの選手を見てどこのおっさん?という感じだったが、親のほうは、昔、憧れた選手たちを間近で見れてワクワクした。

さて、このマスターズリーグは、部分的には敬老会手前の野球ではあるが、40そこそこの選手(30代もいる)は現役に近い動きをする。大牟田高校出身、元・近鉄(西武)の村上隆行はまだまだいいフィールディングをしていた。

マスターズリーグの場合は、往年の名選手を見るのも楽しみだが、それよりも野球の底辺拡大をしようという姿勢が見られて感心する。ドームのコンコースでは怪童・中西太がサインを振舞っていた。

サインボールを投げ込む回数も多い。チームで観戦しにきていた野球少年たちは『こっちに投げて!』の大合唱。長男はドカベン・香川のサインボールをゲットし、至極喜んでいた。(何故か香川は人気があった。そこがクラブチームの設立に結びついたのかも)

プロ野球OBも野球界の発展という役割においては現役選手並みの活躍をしていると言ってもいいだろう。

写真をクリックするとマスターズリーグの選手による少年野球教室の様子が見れます051211

 

 

 


#032 再生への第一歩

かつての大牟田の賑わいが無くなり、『まち』と呼ばれた場所もほぼ壊滅状態となってしまった。その一部である新栄町では、今年、解体が始まった。

5月の連休前後で井筒屋が解体され、現在、エマックス大牟田(旧西鉄名店街)の解体が進んでいる。次はサンパレスの解体が始まるらしい。新栄町は昭和40年代半ばのまちであり、建物も今のハード的なニーズに対応しているとは言い難い。だから、解体しなければまちの再生はないだろう。さんえいも閉鎖されて久しいし、ダイエー(旧ユニード)跡地も建物が解体されて駐車場となっている。よくよく見れば開発の可能性があるまちとなっている。

もうデパートは無理だろうが、何とかこのまちが息を吹き返してくれることを願っている。

写真をクリックすると解体の様子が見れます051211

 

 

 


#031 マリーンズ26番目の選手たち

千葉ロッテマリーンズは、ファンを重視した球団の努力がよく見える。今年は5年ぶりのマリンスタジアムだった。過去、マリンスタジアムに行ったときはスタジアムを盛り上げようという姿勢が全く見られなかった。マスコットの着ぐるみが1人うろうろしているだけで、福岡ドームとは雲泥の差。(今もセ・リーグの球団ではこの程度のところもある)

しかし、今年はその変化に驚いた。子ども向けのショーやファンに飛球を捕らせるイベント、チアガールはエアロビ系だけでなくコギャル系もいる。そして、このチアガールはスタンドに入ってきてグッズ販売をやっている。昔は白旗を振っているように見えたライトスタンドのファンも恐ろしいほどの連帯感。これはビジターの球場でも同じのようだ。サッカーのサポーターをヒントにしたのか、球団はファンを26番目の選手と位置付けている。(ベンチ入りの選手は25人でその次ということ。楽天はファンを10番目の選手としている)

今年のマリーンズは投手と打撃のバランスがよく、本当に強かった。昨年のライオンズもそうだったが、弱いチームが日本シリーズに出ているのではないことは、優勝という結果が物語っている。昨オフは球団統合や身売りの話で大変だったが、そんな荒波も乗り越えて、盛り上がれ、パ・リーグ。

写真をクリックするとマリンスタジアムに行けます051106

 

 

 

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